仕様書
更新履歴
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2020年5月30日 | 作成 |
| 2020年1月31日 | Web版を作成(一部、実施済みのものは省略) |
1、全体
A.システムの目的
立命館中学校・高等学校に興味を持ってもらえるような広報手段の開拓。また、常にユーザーに対して新しい情報を発信することができる環境をつくる。
B.システム開発方針
多くの利用者が、ストレスを感じることなく使用できるアプリケーションを目指す。ユーザーに対して、常に最新の情報を提供できる環境を整える。
2、システム開発の前提条件
A.開発への前提条件
- 本プロジェクト継続の契約書等の発行
- 貴校の掲載される情報の提供
- 画像
- 学校紹介画面(校長挨拶・教学理念・学校沿革・基本情報・施設設備・年間行事・クラブ活動)の一覧に掲載するためのイメージ画像
- 校長先生の写真・学校風景写真
- 各設備のイメージ画像
- 中高の行事イメージ画像(各行事1枚)
- データ
- 中高の生徒数
- 設置コースの詳細
- 進学実績一覧
- 文書
- 利用規約
- プライバシーポリシー
B.システムの想定利用者
- 入試部管理端末:1台
- クラブ更新用端末:1台
- 一般ユーザー:16000人
入試部管理端末とクラブ更新端末は、相互利用できるようにする。
C.開発期間
前提条件を満たしてから8月まで
3、システムの概要
A.システムの機能
| 分類 | 概要 |
|---|---|
| 利用者 | アプリケーションをダウンロードし、利用規約に同意した者。 |
| 表示選択 | 一覧に表示する内容が選べること。 新着情報・学校紹介・紹介ムービー・パンフレット・説明会・入学願書・お問い合わせ・交通アクセス |
| 通知 | 新着情報を発信した際に、利用者にスマートフォンを通して通知を送信する。 |
| 情報発信 | 新着情報をアプリケーションをUPDATEすることなく表示する。 |
| PDF閲覧 | パンフレットをPDFファイル形式で、アプリ内で閲覧できる。 |
| 動画再生 | 紹介ムービーをアプリ内で閲覧できる。 |
| Webリンク | 必要な項目については、公式学校Webサイトへ移動できる。 |
B.定義
| 名称 | 定義 |
|---|---|
| ユーザー端末 | ユーザーが本アプリケーションを入れている携帯端末。 |
| データサーバー | データベース・データの保存先(Firebaseを使用) |
| 管理端末 | 新着情報・クラブ更新情報を入力する端末。 |
C.外部サービス利用
Firebase(Analytics / Cloud Firestore / Cloud Messaging / Storage / Cloud Functions / Firebase Authentication)を使用予定。
D.データベース設計
クラブ情報管理コレクション
省略
イベント情報コレクション
省略
ニュース情報コレクション
省略
データベース関連フロー図
省略
E.UI設計
アイコン
立命館学園のコミュニケーションマークの下に、立命館中学校・高等学校の正門の線画を組み合わせた。 ※Androidの場合、コミュニケーションマークと線画を組みあせて表示するため、ズレが生じる。
画面デザイン・画面遷移
省略
F.ログイン制御
Firebase Authenticationを使用し、制御する。
管理アカウント
入試部指定のメールアドレスに対して、最高アクセス権を付与する。
管理アカウントでは、ニュース更新・新規クラブ管理アカウントの作成・すべてのクラブページへの編集を行える。
クラブ管理アカウント
新規アカウント作成は、管理アカウントから行う。クラブ管理アカウントでは、自分が作成したクラブページのみ編集を行うことができる。
※管理端末の制御※
IPアドレス制限による方法で、アクセス制限を設ける。
G.非機能要件
(ア)可用性
Cloud Functionを除き、サーバーサイドの独自アプリケーションは利用していない。障害発生時の保障状況に合わせて、対応を行う。
アプリ、アップデート後に不備が発生した場合は、即時修正プログラムの開発を行い数日中の課題解決を目指す。
(イ)性能・拡張性
画面レスポンスを向上させるために、可能な限りデータをアプリ内に収納している。
また、Cloud Firestoreを使用しているためデータベースの拡張性は非常に高い。
(ウ)ユーザービリティ及びアクセシビリティ
画面に表示される項目をできるだけ少なくすることで、操作を容易にする。
対応言語:日本語
(エ)運用・保守性
データバックアップは、Google(Firebase関連)との契約内容によって変動する。
(オ)セキリュティ目標
データベースへの書き込みは、Cloud Firestoreへの直接の書き込みを除き、管理端末からのアクセスに限定する。
管理端末へのアクセス制御は、IP制限とログインによって実装する。