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外部サービス利用時の使用料金見積もり

更新記録

日付 内容
2020年5月26日 作成
2020年1月31日 Web版を作成

1、費用一覧

A.初期費用

Google Play Store 初期登録費用 $25

B.年額費用(初期費用除く / 見積もり額)

Firebase $0.83

2、アプリケーションリリース費用

A. iOS製品(AppStore)

費用:無料
手順:https://developer.apple.com/jp/support/enrollment/

B. Android製品(Google Play Store)

費用:$25(クレジットカード払い)
手順:https://play.google.com/apps/publish/signup/

C. 補足

両OSで必須となるプライバシーポリシーの参考情報
参考記事(アプリ申請要綱まとめ)

3、Firebase使用料金

A. Firebase使用タイミング

Cloud Firestore

概要

ニュース・イベント・クラブの同期情報の保存データベース(以下、「DB」とします。)

タイミング
  • ホーム画面閲覧時(最新ニュースを取得)
  • ニュース一覧画面閲覧時(ニュース一覧を取得)
  • イベントホーム画面閲覧時(イベント一覧を取得)
  • クラブ一覧画面閲覧時(クラブ一覧とその詳細内容を同時取得)

Cloud Messaging(FCM)

概要

ユーザー端末へのプッシュ通知送信

タイミング
  • ニュース更新時

Cloud Functions

概要

サーバーレスで実行できるアプリケーションサービス。ニュースのデータベース更新を監視し、更新時に自動的にCloud Messaging(FCM)に通知を送信し、ユーザーにプッシュ通知を送信する。

タイミング
  • ニュースデータベース更新時

ストレージ

概要

Firebaseが提供するストレージサービス。クラブの写真などの同期される画像情報を保存する。

B.使用料金一覧

Firebase Pricingよりご覧ください。

C. Firebase使用料金見積もり

前提条件

端末にインストール済みだが、アプリを開いていないユーザーはカウントされないものとする。 DB更新時に、ユーザーはDBの内容を自動的に再取得するが頻繁なDB更新はないものとする。

想定値(月単位)

Cloud Firestore
  • アクティブユーザー数:16,000
  • ドキュメントの読み取り:192,000(ユーザー16000人が、月に4回、3つのDBにアクセス)
  • ドキュメントの書き込み:240(中高56クラブが月に4回更新+ニュース更新)
  • ドキュメントの削除:0(すべて論理削除を採用し、物理削除を行わない)
ストレージ
  • 保存容量:0.56GB(中高56クラブが、活動写真と活動場所の2種類の写真をアップロード / 画像一枚あたり5MBで計算)
  • オペレーションをアップデート:5(中高56クラブが、年1回を活動写真の変更)
  • ダウンロードオペレーション:3,584,000(ユーザー16000人が、月に4回、中高56クラブの2つの写真にアクセス)
Cloud Functions

呼び出し:10(ニュース更新を最大10件/月と想定)

費用(月単位)

Cloud Firestore 無料 ストレージ $0.83(ダウンロードオペレーション) Cloud Functions 無料

※アクティブユーザー数算出方法(事務室 中北様より)
2020年度(昨年度)中学入試の受験生1029名+2020年度(昨年度)高校入試の受験生508名=1537名≒1600名…Ⓐと考える。

実際に受験した人数(Ⓐ)の10倍は、本校に興味を持ってアプリを閲覧したと想定する
=1600人×10=16000人…Ⓑ

※ユーザーのアプリ使用頻度予測(事務室 中北様より)
週に1回アプリを閲覧し、一連の操作を行ったものとします。(1ユーザー当たり、月に4回使用と想定)

D. 費用削減方法

Firebaseストレージを使用せずに学校Webサーバーを利用する場合

メリット

クラブ写真などのデータを学校Webサーバーに保存し、写真のURLのみをDBに登録することで、Firebaseストレージが不必要になります。

デメリット

写真アップロード時に、専用端末から1つのアプリで完結することができず管理者の負荷が増える。管理者が写真をアップロードする際は、以下の手順を踏むことになります。

  1. 写真を学校Webサーバーにアップロード
  2. 画像のURLを取得
  3. 2で取得したURLをDBに登録

4、最後に

本資料は、現段階のアプリ設計を元に見積もり金額をたてました。初期費用は、変更はないと考えられますが、月々費用に関しては増減の可能性があります。明確な見積もり金額に関してはアプリケーション完成後のFirebaseのデバック作業後にアプリ使用時の実測値を元に見積もりを立てることが可能になります。

また、Firebaseの使用料金は使用サーバーの位置と利用者の位置によって変動します。詳細は、Firebase Pricingをご覧ください。